多発性円形脱毛症のほかにも、全頭型、汎発型、蛇行型などの非常に治りにくい種類の脱毛症の治療に使われるのは、一般的にステロイド外用薬などですが、十分な効果が得られない場合も多いようです。
このような、治りにくい円形脱毛症に対しては「局所免疫療法」が有効とされています。
「局所免疫療法」とは、薬品によって軽い皮膚炎を起こさせる方法です。方法は、かぶれを起こしやすいSASBEやDPCPという化学物質溶液を、円形脱毛症の患部に、1~2週に1回塗布するという方法です。
これは現在、最も有効で安全な治療とされている治療法ですが、症状によって、その有効性に差があるようです。ある検証結果では多発型で67%、汎発型で38%、全頭型で53%、蛇行型で0%となっています。また副作用として、湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎の悪化などが見られたと報告されています。
また、場合によってはひどいかぶれが起きることがあるので、事前に病院で医師に相談する必要があります。
